しごと
高速道路の情報通信の中枢を守る【新潟道路管制センター 施設保全部 施設施工管理課】
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メンバー
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飛田 悠樹 さん
施設保全部 施設施工管理課 -
関口 拓也 さん
施設保全部 施設施工管理課
※社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。
関口:関口拓也、2014年のキャリア入社です。入社後は旧ITS開発課に所属し、GPS車両位置管理システムの導入や改良工事などで、全国を飛び回っていました。その後湯沢道路事務所の施設保全点検課で点検を経験し、3年前に現在の部署に異動になりました。ここでは管制センターの施設施工管理業務を担当しています。
飛田:飛田悠樹、2017年新卒入社です。初配属先は信越工事事務所で、上信越道の4車線化工事を経験しました。その後、約1年半後にこちらに異動となり、今年で5年目になります。関口さんと一緒で、管制センターの施設施工管理業務を行っていますが、関口さんは中央局設備の担当で、私は伝送設備を担当しています。
飛田:そうですよね、分からないですよね(笑)。簡単に言うと、私が担当している伝送設備は、「現地と中央をつなぐ設備」で、関口さんが担当している中央局設備は「現地設備の監視や操作をする設備」です。
関口:これらの設備があることで、遠方にある、現地設備の監視や操作が、ここ管制センターでできるのです。安全・安心・快適・便利な高速道路の維持に、欠かせない設備です。そして私たちは、現場設備の更新や増設に伴って必要となる中央局設備の改造や、伝送設備の増設(伝送路の新設)の施工管理業務を行っています。
飛田:関口さんは見ての通り、物腰が柔らかく、仕事の相談も雑談もしやすい上司です。中央局設備の難しい工事を担当されていて、尊敬しています。
関口:私は飛田さんのことを部下だと思ったことはなくて、「いい仕事仲間」だと思っています。私が異動してきた時もいろいろ教えてもらいました。とても器用で優秀で、周囲への気遣いがうまく、細かなところに気付くところにいつも感心しています。
飛田:実はそれ、結構、意識してます。気付いてくれてたんだぁ…。
関口:気付いてるよ!
飛田:うれしい…。
関口:そうなんですよ!いや、全然気にならないんですけどね(笑)。
飛田:すみません…。関口さんは許してくれても、いつか誰かにガッツリ怒られるんじゃないかと、密かに恐れてます(苦笑)。
関口流仕事の流儀
広い視野で客観的に
技術系の仕事は、自ら「こうだ」と決めつけてしまうと、判断の幅を狭めてしまうことが多いと思っています。そのため、普段からなるべく先入観を持たず、常に広い視野で客観的に見たり考えたりするようにしています。何が正しいのか分からなくなった時は、頭をまっさらにして、「何が最善なのか」を考えるようにしています。
常に監視・操作ができなければ意味がない
私が担当している「中央局設備」は、高速道路上の現地設備から伝送設備を通って管制センターに届き、その情報がモニターなどに表示される最終段階の設備です。集めた情報が、最終的にこの管制センターのモニターや各種端末に正しく表示され、常に監視・操作ができないと意味がないので、身が引き締まる思いで業務に当たっています。
これからこうなりたい!
経験豊富なベテランの方が定年を迎えられ、年々若手社員が増えています。私は年齢的にちょうどその中間に当たるので、先輩方から引き継いだものを次の世代に渡し、うまく業務が回るよう、努めたいと思っています。
飛田流仕事の流儀
誰かの幸せを守れるように
楽しい家族旅行には、いつも高速道路がありました。高速道路を使って、家族でよく出掛けました。土木のイメージが強かった高速道路ですが、就職活動時に電気系の仕事があることを知り、就職を希望しました。いつも家族で出掛けた楽しい思い出を振り返るたび、私もこの仕事を通して、誰かの幸せを守れるように気を引き締めています。
届かなければ意味がない
私が担当している「伝送設備」は、高速道路上に無数にある設備と管制センターをつなぐための設備です。どんなに現地の皆さんが一生懸命、設備の保守点検をしてくださっていても、この伝送設備が正しく機能しないと、管制センターに情報は届きません。届かなければ意味がないので、日々その責任の重さを感じつつ、職務遂行に当たっています。
これからこうなりたい!
私たちの仕事には仕様書があるので、完全な創意工夫は難しいですが、その過程において、自分のアイデアで「より良く」を目指したいです。それが後々の仕事のしやすさにつながり、誰かの負担軽減になるとうれしいので。
おまけ
おふたりがかぶっている帽子は、管制センターの施設保全部だけに支給されるもの。レアです!
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