多様な視点と調整力で
プロジェクトを
成功に導く

土木事業部 土木技術部 道路技術課
2015年 新卒入社

鴻江 雄太
YUTA KOE

仕事内容

主にトンネルや土工の調査業務をしています。高速道路のトンネルにおいて、周辺地山の劣化の影響により盤膨れ(トンネル周辺の土圧増加に伴い路面が隆起する現象)が発生することがあるのですが、この盤膨れやその懸念に対する調査や、切土のり面において、斜面安定を目的に施工されたグラウンドアンカーの健全性を確認する調査などを担当しています。

入社の理由

私は大学時代に土木建築学科に在籍していた経験から、土木に関する仕事に自然と興味を持ちました。就職活動をしていた当時、「社会インフラを担う仕事をしてみたい」「地元の新潟に貢献したい」という2つの軸で企業を探している中で、高速道路の維持管理、補修・修繕により新潟県の社会インフラを支えるネクスコ・エンジニアリング新潟を知りました。高速道路は日常的に人や物が行き交うだけではなく、災害時の支援活動の最前線となる重要な社会インフラです。そのため、当社が手がける事業の社会貢献度の高さを感じ、当社に入社を決めました。

大切にしていること

私が、仕事においていつも大切にしていることは「抱え込まないこと」です。仕事は1人で行うものではなくチームで行うものですから、自分が担当する部分が停滞すると、業務全体に関わる様々な人に迷惑がかかります。業務を進める上で分からないことや困ったことは必ず質問する、別件で手が付けられそうになければ上司・先輩に相談する等、自分の中だけに留めないようにしています。

実感している成長や変化

私は入社してからこれまで調査設計の業務に携わることが多かったのですが、その中で特に身についたのは「調整力」だと感じています。業務を進める上では、NEXCO東日本や協力会社の方など、多くの社外関係者と協力して様々なことを決めていかなければなりません。そのため、様々な意見を調整しながら、プロジェクトの進捗を管理することが身につきました。また、調査方針や結果の取りまとめ方針などを端的にわかりやすく伝えるため、あらかじめ要点を整理して説明をする習慣が身に付きました。

利用した福利厚生制度

1人目の子供の出産をきっかけに、令和4年の8月22日から9月25日まで約1ヶ月間の育児休業を取得しました。初めての子育てで少なからず不安もありましたが、当時所属していた交通技術課の皆さんが私の担当業務を分担し育児休業取得の後押ししてくださったおかげで、心置きなく妻と一緒に子供の成長を見ることができました。当社は性別問わず育児休業を取得しやすい雰囲気があり、家族を持つ社員が安心して働きやすい環境だと思います。

今後利用したい福利厚生制度

1人目の育児休業を取得した時に、3時間おきの授乳や寝かしつけ、沐浴など、育児は24時間体制なのだということを実感しました。そのため、2人目の子供を授かることがあれば、また育児休業を取得し、精一杯子育てに専念したいと考えています。

今後の目標

当社の土木職には、点検、調査設計、施工管理の大きく3つの分野がありますが、今後はこれらを一通り経験することで、自分の強みとなる分野を見つけたいと考えています。プロジェクトの一連の流れを正確に把握することで、どの分野においても活躍できる力が身につくと思います。また、実務経験年数にもよりますが、受験可能な資格については取得を目指して勉強し、積極的に受験していきたいと考えています。資格の取得とそれに向けた知識の習得により、これまで以上に広い視野を持って仕事に取り組んでいきたいです。

メッセージ

社会インフラを支える高速道路で働くことは、とてもやりがいがあると思います。また、当社の土木職には、点検、調査設計、施工管理の大きく3つの分野がありますので、仕事を通して広く多様な視点からの考え方を身に付けることができ、このことも当社の良いところの一つだと思います。余談ですが、当社の仕事は高速道路という業種柄、様々な現場や事業所に行くことがあります。そのため、現場での施工や打合せのついでに各地のご当地グルメをいただけてしまうのも魅力かもしれません。新潟が好きな方にはおすすめですよ。

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