一つひとつの点検が、
利用者の快適につながる
施設職
武本 光月
上越道路事務所 施設保全点検課
2020年入社
電気科 卒

キャリアステップ
- 2020年~
- 新潟道路事務所 施設保全点検課
- 2024年~
- 上越道路事務所 施設保全点検課
入社の理由
高校で就職先を考えていたとき、父のつながりで幼い頃からの友人が当社に入社していることを知り、初めて会社の存在を知りました。その後、高校2年生の時にネクスコ・エンジニアリング新潟の企業説明会に参加し、高速道路という社会インフラを支える仕事に強く興味を持ちました。人々の生活を支える重要な仕事であり、やりがいを持って働けると確信し、志望を決めました。
入社1年目の仕事内容
入社1年目は、高速道路設備の基礎知識を学ぶことから始まりました。設備の機能や用途の理解、各種測定器の取り扱い方などを習得。入社から3年間はOJT担当者がサポートしてくださるため、分からないことはすぐに質問でき、成長できる環境でした。
特に印象に残っているのは、磐越自動車道での夜間閉鎖作業です。昼間は交通量が多く実施できない作業を夜間に行うため、工事区間は明るく活気にあふれる一方、工事のない場所は静寂に包まれており、その対比が新鮮でした。高速道路は多くの人の力で支えられていることを実感した出来事です。
現在の仕事内容とやりがい
現在は、サービスエリアやパーキングエリアで使用する飲料水や浄化槽設備などを対象に、水質保全管理業務を担当しています。ご利用されるお客様に最も近い位置で関わる業務であるため、少しの不備でも多大なご迷惑をおかけしてしまいます。そのため常に「利用者の立場」を意識し、快適に過ごしていただける環境を維持することに責任とやりがいを感じています。
チームワーク・雰囲気
施設保全点検課では、設備の不具合や故障対応が発生することがあります。原因特定が難しい場合には、上司や先輩が電話や遠隔カメラ(Safie)を通じてサポートしてくれる体制が整っています。最近では汚水処理設備の故障対応でリレーの動作確認に苦労しましたが、課長に遠隔で支援いただき、無事に対応できました。
このように、現場で一人でも安心して対応できる環境があることを心強く感じています。
働きやすさ・働く環境
資格取得の補助制度があり、毎年一つの資格取得を目標に取り組むことが奨励されています。若手にとっては経済的な負担が軽減されるだけでなく、資格手当も支給されるため大きな励みになります。
さらに各事務所には電気工事士向けの工具セットなども整備されており、業務を通じて資格取得を目指せる環境があります。資格取得と実務経験を両立できる点で、非常に働きやすい職場だと感じています。
今後の目標
今後数年間は「施設保全点検課のオールラウンダー」を目指しています。現在は水質点検が中心ですが、施設点検・構造点検に関する知識は十分とは言えません。水質と施設点検の業務割合を現状の9:1から5:5に近づけたいと考えています。
さらに将来的には、課のメンバー一人ひとりが幅広い知識を持ち、組織力を高められるよう、自分も力を発揮していきたいです。
1日のスケジュール
- 8:40
- 出社・メール確認
- 9:00
- 始業・課内打ち合わせ
その日の作業スケジュールや注意点を課内で共有します。 - 9:30
- 現場へ移動
IC・SA・PAの水道検針や浄化槽の点検業務のため、車で現場へ向かいます。 - 10:00
- 点検作業開始
IC・SA・PAの上水設備点検や浄化槽設備点検を行います。 - 12:00
- 昼休憩
現場近くで昼食を食べます。 - 13:00
- 点検作業再開
午前中に引き続き、上水設備点検や浄化槽設備点検を行います。
お手洗い設備点検や故障対応を行うこともあります。 - 15:00
- 事務所へ戻り
点検や報告書の作成を行い、今後の対応方針を検討します。 - 18:00
- 退社
