業務統括の立場から、
品質を守り抜く
施設職
笠木 響介
施設事業部 施設技術部 施設設計課
2015年入社
自然科学研究科 電気情報工学専攻 情報工学コース 修了

キャリアステップ
- 2015年~
- 上越道路事務所施設保全点検課
- 2017年~
- 施設管理部 施設資産管理課
- 2018年~
- 施設技術部 施設設計課
入社の理由
地元である新潟で働けること、もともとインフラ事業に興味があったことが、入社の大きな理由です。
高速道路は、物流や災害発生時の緊急輸送路など、重要な社会基盤の役割を担っています。そのインフラを維持管理する仕事には大きなやりがいがあるのではないかと思い、会社説明会に参加しました。
説明会では、福利厚生などの制度が充実していることから、「人を大切にしている会社」であるということが伝わってきました。この会社であれば、入社しても後悔しないと感じ、入社を決意しました。
入社1年目の仕事内容
入社1年目は、研修を終えたのち、上越道路事務所の施設保全点検課で現場の保守点検業務に携わっていました。
8月に配属され、初日の点検は高速道路上に設置されている情報板の点検でした。情報板のはしごを登り点検を行いましたが、内部の温度は40度以上…。まるで真夏の車内のような環境で、慣れるまでは大変だったことを覚えています。先輩方には、仕事のやり方はもちろん、仕事の進め方など様々なことを教えていただきました。以下は、その一例です。
・現場を管理していると、突発的な事象が発生することがある。あらかじめ「今日は〇〇をやろう」と思っていても、予定通り進まないことが多い。そのため、小さな仕事であっても、万が一自分が対応できなかったときの体制を考え、2~3日余裕を持って進めておくとよい。
・若手のうちは、まずは経験してみることが大切。できる・できないに関わらず、自分から「やらせてください」と声を上げる姿勢が重要。
・仕事以外に、趣味など打ち込めるものを持った方がよい。
10年が経ち、私も後輩と接する機会が増えましたが、同じことを教えています。
現在の仕事内容とやりがい
磐越自動車道の4車線化について、設計を担当しています。
私は「管理技術者」という立場で、その設計業務を統括する役割を担っています。具体的には、担当者と設計の方針を決定したり、必要に応じて指導を行ったりしています。設計要領や過去の実績等を踏まえて、設計条件や方針に問題がないかを判断するため、大きな責任が伴いますが、その分やりがいも大きいです。
また、過去には胎内スマートICの設計も担当しました。無事に工事が発注され開通した際には、非常に大きなやりがいを感じました。
チームワーク・雰囲気
設計業務が複数ありますが、「管理技術者」「主担当者」「副担当者」の基本的に3名で実施しています。その中で機械設備、電気設備、通信設備の設計に応じて、担当を割り振っています。私は主に通信設備の設計を担当していますが、過去には機械設備や電気設備を担当した経験もあります。
このように担当分野はありますが、縦割り的な雰囲気はなく、成果品の作成が遅れている際は、課で一体となり成果品の作成・チェックを行い、工期に間に合うように調整するなど、柔軟に協力し合っています。
働きやすさ・働く環境
現在、5歳と3歳の子どもがいますが、発熱時や病院に連れていきたいときなどに、看護休暇制度を活用しています。我が家は共働きで、お互いの両親も近所に住んでいません。子どもが2人いると、どうしても休まなければならない場面が多々あります。また職場の方が、突然休むことに理解があることにも非常に助かっています。
今後の目標
今後は施工管理の業務にも携わり、自分が設計した設備の工事を担当してみたいと思っています。
設計の経験が長いため、設計要領などの設計に関する知識はある程度身につきましたが、いまだに「どのように施工するか?」「どういった施工手順がよいか?」といった工事に関する質問には、答えに窮するときもあります。
そのようなことがないように、施工管理経験がある課内のメンバーに質問しながら学びを深めています。
1日のスケジュール
- 8:50
- 出社
- 9:00
- メール、その日の予定等の確認
- 10:00
- 打合せ
協力会社やNEXCO東日本と設計方針などを打合せします。 - 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 資料作成・成果品チェック
打合せでの結果等を受け、資料作成や成果品を確認します。 - 17:30
- 退社
