現場と設計をつなぎ
社会インフラを守る
施設職
鐵重 碧仁
新潟道路事務所 施設施工管理課
2018年入社
工学部 機械工学科 卒

キャリアステップ
- 2018年~
- 湯沢道路事務所 施設保全点検課
- 2021年~
- 施設事業部 施設管理課
- 2024年~
- 新潟道路事務所 施設施工管理課(新潟工事駐在)
入社の理由
大学は関東で学んでいましたが、地元・新潟で働きたい思いが強く、Uターン就職を考えていました。帰省時によく利用していた高速バスを通じ、高速道路を身近に感じていたこともきっかけです。
会社を選んだ理由は「安定性」と「働きやすさ」。福利厚生が充実している点や、点検・工事・施工管理など幅広い業務に携われる点に魅力を感じ、安心して長く働けると確信して入社しました。
入社1年目の仕事内容
入社1年目は、主に電気設備の点検や故障対応を担当しました。高速道路のインターチェンジやトンネルに電気を供給する電気室の点検では、数値の変化から異常を読み取り、トラブルを未然に防ぐことが求められました。
特に、非常用発電機の動作確認は緊張感のある業務で印象に残っています。故障対応では施設制御室で異常を検知すると現場に急行し、原因を調査・補修することも経験しました。高所作業車を用いたトンネル照明の腐食点検など、安全を守る責任の重さを実感する日々でした。
現在の仕事内容とやりがい
現在は、新設トンネルの設備施工管理を担当しています。施工管理とは、工事が安全かつスムーズに進むよう、計画から現場までを総合的に管理する仕事です。
設計会社から送られる図面や工事書類を確認し、基準や現地の状況に適合しているかをチェック。必要に応じて現場で調査を行い、関係者と協力しながら最適な方法を検討しています。
自分の関わった設備が実際に形となり機能する瞬間に、大きな達成感を感じています。
チームワーク・雰囲気
業務は設計、土木工事、施工管理など多様な工程の連携で成り立っています。チームでは役割を分担し、定期的なミーティングで進捗を共有しています。現場と事務所での情報を密にやり取りしながら、スムーズな進行を目指しています。
年次に関係なく意見を出しやすい環境が整っており、若手でも改善提案を発信できる風通しの良さがあります。こうした雰囲気が、より良い仕事につながっていると感じています。
働きやすさ・働く環境
人間関係が良好で、先輩や上司に気軽に相談できる雰囲気があります。業務負荷も個々の状況に合わせて調整してもらえるため、無理なく成長できます。制度面では、入社時研修やフォローアップ研修が充実しており、資格取得支援制度も整っています。
私自身、子どもが生まれた際には4か月間の育児休暇を取得し、子どもの体調不良時には看護休暇を利用できました。家賃補助や食事補助などの福利厚生もあり、安心して働くことができる環境です。
今後の目標
新設トンネルの設備設計から施工まで、一連の流れに携われる技術者を目指しています。災害対応や緊急時の復旧プロジェクトにも関心があり、社会インフラを守る使命感を持って力を発揮したいと考えています。
そのために、関連資格の取得やCADスキルの習得に取り組んでいます。仕事と家庭の両立を大切にしながら、長く安定して働ける技術者として成長していきたいです。
1日のスケジュール
- 8:40
- 出社
子供を保育園に送ってから出社し、メールを確認。 - 9:00
- 朝礼
iPadを使って朝ミーティングをします。 - 9:30
- 内業
情報板設計図・設計内容報告書・工事用書類を各種要領、現地状況を考慮して、施工可能かチェックします。 - 12:00
- 昼休憩
事務所にて休憩。作ってきたお弁当を食べます。 - 13:00
- 課内ミーティング
14時からのWeb会議での論点を整理するため、午前中に確認した内容をiPadで資料共有しながら課内ミーティング。 - 14:00
- Web会議
図面作成会社とのWeb会議。修正などを依頼します。 - 17:00
- ToDoリスト作成
Web会議での決定事項をToDoリストとして整理します。 - 17:30
- 退社
フルタイム共働きなので帰宅後は家事育児に励みます。
家庭事情を考慮して頂きこの2年間はほぼ残業0です。
