エンジの入門書

私たちの仕事を一言で言うなら、「高速道路のホームドクター」。
高速道路の「保守点検」を通して、暮らしを支える大動脈を守り続けています。

高速道路の役割

命を守り、未来をつなぐ大動脈

高速道路は、人や物資、情報を安全かつ迅速に運ぶ日本の基幹インフラです。物流を支え、経済を動かすと同時に、災害時には救援活動の命綱となります。高速道路が存在することで、私たちの日常生活の安心と利便性が守られています。

特に新潟県は豪雪地帯として知られ、冬季には積雪や凍結など過酷な条件が高速道路の運用に影響します。また、長い海岸線からの飛来塩分や地震・水害など、厳しい自然環境への対応が求められるエリアです。私たちはこの特性に適応した技術と体制で、新潟県の高速道路の安全・安心を守っています。

インフラとしての高速道路

物流、移動、救急、災害対応——
この4つの役割は、高速道路が単なる“道”ではなく、社会全体の安心と活力を支える重要インフラであることを示しています。

私たちの役割

安全で快適な走行空間を支える、技術のスペシャリスト

新潟県内440kmにわたる高速道路。その管理・運用に関する業務は大きく分けて「保全点検」「維持補修」「交通管理」「料金収受」の4つに分類され、NEXCO東日本のグループ会社がそれぞれの役割を担っています。この中で、私たちネクスコ・エンジニアリング新潟が担っているのが、「保全点検」です。

私たちは、高速道路を「健康に保つ」役割を担う技術者集団として、地域社会や全国の物流を支える「命の道」の安全を守っています。

私たちの事業

点検から補修まで、一貫した管理体制

私たちが担う「保全点検」の仕事は、高速道路の健康を支える、いわば高速道路の「ホームドクター」。高速道路を診断(点検)し、治療方法を検討(調査)し、手当や手術(補修)を行います。高速道路の利用者には気づかれにくい仕事ですが、安心・安全な道路環境を守るためには欠かせない存在です。

  • 点検・調査

    橋梁やトンネル、舗装などを定期的に点検し、健全性を確認します。最新の機器を用いた診断や、現場の熟練技術者による目視点検を組み合わせ、安全を守る基盤を作ります。

  • 補修・保守

    点検結果を基に、適切な補修計画を策定し実施します。豪雪地域特有の問題に対応するため、凍結防止剤や飛来塩分による腐食対策も徹底しています。

  • 設備管理

    トンネル内の照明や換気設備、融雪設備など、高速道路に付随する機械・電気・通信設備の管理も担当。24時間体制で設備の健全性を維持しています。

データで見る、新潟の高速道路

管轄する高速道路の総延長

約440km

※本州最大級

高速道路の路線数

5路線

(北陸自動車道、関越自動車道、上信越自動車道、磐越自動車道、日本海東北自動車道)

橋の数

706橋

橋の長さ

54km

トンネルの本数

107本

トンネルの長さ

約74.9km

会社概要

社名 株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟
代表取締役社長 澤田石 貞彦(さわたいし さだひこ)
従業員数

470名(2025年7月現在)

土木技術者 167名
施設技術者 210名
事務職等 93名

本社所在地 〒950-0916
新潟県新潟市中央区米山5丁目1番35号 カレント・さくらビル
TEL 025-244-8170(代表)
FAX 025-244-8172
資本金 4,000万円
事業登録
  • 建設コンサルタント業
  • 建設業(土木、とび・土工、電気、管、鋼構造物、機械器具設置、電気通信、さく井、消防施設、解体、塗装)
  • 測量業
  • 電気工事業
  • 浄化槽保守点検業

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