防災意識を高めよう!~備えることが安心につながる~

メンバー

  • 町田 紘一
    長岡点検事務所 調査課

    能登半島地震で、防災の必要性を再認識しました

  • 中村 匠
    長岡点検事務所 点検課

    会社全体で防災情報を共有しておくことが大事

  • 刈谷 潤貴
    長岡点検事務所 調査課

    いざという時のため、防災訓練は重要です

  • 清水 遼介
    長岡点検事務所 点検課

    日々の点検と準備が僕らの使命です

社員の所属・記事内容は、取材当時のものです。

日ごろから高速道路の点検、維持管理を行っている私たちには、災害時に被害を最小限に抑え、素早く復旧することが求められています。そこで今回は「防災」をテーマに語ってもらいました。
中越地震を経験していることもあり、皆さん、日頃からしっかり備えている様子が印象的でした。

「防災」を意識するようになったきっかけはありますか?

清水:やはり中越地震※ですね。その時、私は中学3年で長岡駅にいました。今まで当たり前にあった電気、ガス、水道がない状況に突然なって不安でした。家の中は真っ暗で外に出ても信号が点いていない。こんなことが起こるんだと呆然として、何をしていいかもわからなくなりました。この経験から、いざという時は電気とガスの代わりになるものを常備しておかなくては、と強く思っています。

※新潟県中越地震(2004年10月23日発生)

刈谷:私は小学生でした。野球の練習後、お風呂から上がった直後に地震が起きました。その揺れの凄まじさを強烈に覚えているし、その記憶があるから防災の意識は強いですね。キャンプが趣味ですが、キャンプ道具があってそれを使いこなせるということは災害時にも役立つと思っています。

中村:私は3歳でした。家は新潟市でしたから、中越の人が体験したような揺れは体験していないですけど、とっても怖かったような記憶はうっすらとあります。

刈谷:そう考えると、中越の人は地震に対する意識が他のエリアの人より強いかもしれませんね。

町田:私は実家が群馬なので中越地震の記憶はありませんが、最近も能登半島地震があったように、地震はいつ起きてもおかしくないと思っています。昨年に新しい家族が増えたばかりなので、家族を守らなくてはいけないという責任感はあります。

清水:そうだよね、家族の安全が第一!我が家では「ローリングストック」をしています。食料や缶詰、水、トイレットペーパー、ベビー用品などです。使った分を買い足しながら、備蓄しておきます。

中村:私も水はローリングストックをしていますがそれ以外の災害に対する備えはしていません。もっと備えをしっかりしないといけませんね。

町田:私の備えは、会社から支給された防災ラジオです。とっても便利なので、いつでも使える状況にしてあります。

防災に関して仕事として 「貢献している」と意識することはありますか?

清水:交通インフラにおいて重要な高速道路の維持管理が私たちの仕事なので、この業務自体―つまり土木構造物の点検は、本当に大事だという自負はあります。災害時に損害を最小限にとどめるために、平時からの点検活動と、緊急時に行うべき手段を取り決めておく計画「事業継続計画(BCP)」の重要性を強く感じます。

刈谷:3年前に所属していた土木管理課にて防災訓練の計画立案を行いました。地震が起きた時にどんな状況になるか、それに対する対策はどんなことが考えられるか、様々な状況を想定しながら訓練を実施しました。例えば、高速道路の被災状況把握のために、ドローンを飛ばすのも訓練のひとつです。ひとつひとつシミュレーションしていくことで、社員の意識付けができていくと思いますし、ドローンでいえば、操縦できる人をもっと増やす必要があると思っています。道路にひび割れはないか、土砂崩れが起きていないか、素早い状況把握のために、今、ドローンは欠かせません。

清水:私と刈谷さんは防災士の資格を取りましたが、この資格を取るために得た知識は防災意識のベースになっています。皆さんで共有していかなくてはいけないですよね。

刈谷:地震のほかにも様々な災害があります。最近頻発する豪雨災害もそう。想定されるシナリオを増やして―例えば、ネットワーク通信不可になった場合など、それぞれの対応準備をしていく必要があります。

町田:会社内で、災害時の備えがどのようになされているか、全社員に周知していなくてはいけません。例えば、非常用発電機がどこにあってどうやって使うのか、非常食はどこにあるかなど。

中村:社内報やメールなどで、継続的に防災に関する情報を共有し更新しながら、常に最新の防災情報を把握しておく必要がありますね。

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