土木事業部長に尋ねる、エンジ新潟の今とこれから

つながり 2019/10/01

社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。

メンバー

  • 岩﨑 伸一
    常務執行役員 土木事業部長

聞き手・ナビゲーター

  • 五十嵐 貴亮
    土木事業部 土木管理部 土木管理課

  • 原 大紀
    土木事業部 土木管理部 土木管理課

この記事は、普段あまり話す機会の無い役員と社員とが、ざっくばらんに会話をしつつ、社員の本音をぶつけ、役員の本音を聞き出す挑戦です。今回は今年7月に就任された土木事業部の岩﨑部長にインタビュー。過去のご経験から、今後の展望までをお尋ねしました。

若い頃は建設中心、50代以降は管理中心の業務へ

現職に就任される前は、湯沢管理事務所長を務めてらっしゃいましたが、それまではどのようなお仕事をされて来たのですか?

日本道路公団に昭和58年に入社しました。まず初めに「東京第二管理局の補修第一課」に配属され「高速道路を造るぞ!」と思って入社したので、少しショックでしたね(笑)。新入社員でしたので雑用しかしていませんが、社員の皆さんがいろいろな課題で議論している姿から「管理の仕事の面白さ」を初めて感じた時期だったと思います。

その後も管理のお仕事を?

いや、その後は建設中心でした。特に圏央道建設事業には、通算約15年間携わりました。一度だけ関西での勤務があって、名神の改築事業の新天王山トンネル工事、JR・阪急電車の交差部における橋梁架設工事を担当しました。その時の、京滋工事事務所京都西工事区の施工管理員の仲間には、仕事を教えてもらったり、飲んだり、忙しかったけど楽しかったなぁ…。

失敗例を含む過去の活用例を

本日ご用意くださったこの資料を拝見して、とても詳細にお仕事内容を記録されていることに驚いたのですが、このような資料を普段から活用されていたのですか?

建設に携わった時に、施設移管における失敗例や、国交省との合併施工における調整事例をさいたま工事事務所でまとめたものですが、技術伝承になればと思い活用しています。

実は新潟生まれ

私は富山県出身で、自宅は埼玉県本庄市ですが、親の転勤の関係で新潟市で生まれ、その後小学2~5年生の3年間は上越の高田にいました。子どもの頃は雪が好きでしたね。大人になって、湯沢管理事務所に勤務する頃には、通勤で毎日マイカーの雪下ろしだけでうんざりでした。でも、湯沢町で生活して「雪」は大切な観光資源であることを理解しました。

仕事を進めるにあたり必要になる3つの力

今までのご経験から、仕事を進める上で「この力が必要」と思われるものはありますか?

3つの力が必要だと思います。1つ目は「疑問を持ち、課題を発見する力」、2つ目は「目的を設定し、粘り強く取り組む力」、3つ目は「チームで働く力」です。そしてそのためには「自分の意見を伝える力」「相手の意見を丁寧に聞く力」「意見の違いや立場の違いを理解する力」が必要だと思っています。

これらを身につけるために、普段からどんなことに心掛ければ良いでしょうか?

これは「チーム力向上」に関することですが、2つのことを日常的に取り入れて欲しいな、と考えています。

1つは「ちょっと5分運動」。「ちょっと5分、いい?」と職場の仲間に声掛けし、アポなしショートミーティングをやって欲しいのです。これによって日頃から課題を共有し、解決しようという体制が整うと思います。

もう1つは、「業務中の雑談」です。雑談とは、話す「べき」テーマでもないのに、ついつい話してしまうものですよね?なのでそこで話されることは本当に思っていることでしょうから、ぜひ「業務中の雑談」も大事なものと捉えて欲しいです。

SMH(スマートメンテナンスハイウェイ)の取り組みも、チーム力向上につながるとお考えでしょうか?

大いにつながると考えていますよ。パソコンばかりに向かう仕事スタイルではなく、SMHで導入された大型モニターなどを活用して「これどう思う?」「私はこう思う」など、遠方でも気軽に言い合えるような環境は、チーム力を向上させると思っています。本社2階にも大型モニターを設置する予定なので、活用してくださいね。

我が社及び土木事業部に今後求められること

今後のわが社、土木事業部に求められることとは何でしょうか?

「エンジ新潟の目標」である①高速道路の維持管理をトータルマネジメントできる会社 ②最先端のインフラマネジメントができる会社 ③高度な技術を要するエンジニア、それを支えるコーポレートスタッフが育つ会社、これらすべてに土木事業部が関係していると考えています。高速道路維持管理の根幹となる「点検・調査➜評価・分析➜補修計画策定➜補修・修繕」の業務は、SMHの取り組みによって、グループ全体のインフラ管理能力を高度化・効率化させ、SMH各種ツールの活用による業務の進め方の「改革」が求められています。ツールを普通に使えるようになるだけでなく「それを使ってどうしたいのか?」が大切な視点ですね。

聞かれるのを待つのではなく、エンジ新潟から発言を

今までNEXCO東日本社員として我が社を見て来られたと思うのですが、今までの経験からエンジ新潟は今度どうあるべきだとお考えですか?

エンジ新潟の社員さんは「ちょっと遠慮しているな…」という印象があります。NEXCO側の私が「これはどう?」「どう思う?」とよく聞いていましたが、これからは聞かれるのを待つのではなく、エンジ社員から「こうした方がいいと思います」と発言するようにしていきたいと思います。遠慮は無用ですからね。また私にも遠慮せず、職場環境の改善提案など、どんどん出してください。改善の余地がある場合は、スピード感をもって対応します。

分かりました!心掛けます!本日はありがとうございました。