高速道路に緑地が設けられている理由とは【緑地点検課】

しごと 2021/09/28

社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。

メンバー
  • 倉島 芳幸さん(40歳)
    緑地点検課

  • 槇田 文仁さん(45歳)
    緑地点検課 課長代理

今回は緑地点検課のおふたり。キャリア入社2年目の倉島さんと上司の槇田さんです。全9名という数少ない緑地点検課。普段どんなお仕事をされているのか、そもそも高速道路に緑地がある理由など、基本的な部分も聞いてみました。

自己紹介をお願いします。

槇田:槇田文仁です。平成8年入社で今年26年目かな…。緑地畑一筋の古株です。

倉島:昨年1月に入社し、槇田代理の元で緑地勉強中の倉島芳幸です。前職は鉄道や土木工事に関連した仕事でしたので緑地に関する経験は浅いのですが、学生時代に少し造園を学び 「造園施工管理技士」 の資格も持っていたこともあり、この職に就くことができました。今年は1級に挑戦します!

お仕事内容を教えてください。

倉島:一言で言うと「新潟県内の高速道路の緑地点検」です。点検の対象は、高速道路脇やサービスエリアなどの休憩施設にある樹木や植物はもちろんのこと、屋外休憩スペースのベンチや遊具などの「造園工作物」も含まれます。とりあえず私は、ほぼ毎日木を見て、その周辺にいる虫と闘っています(笑)。

そもそも高速道路に緑地が設けられている理由はなんですか?

槇田:「運転していて気分がいい、季節を感じられる」という「景観保全機能」だけでなく、地球温暖化防止や生物多様性などの「環境保全機能」、樹木によってこの先に続く道へと視線を誘導したり、光を遮ることで眩しさを軽減したりする「交通安全向上機能」もあります。地吹雪防止のために植えられた樹木もあるんですよ。

普段のお互いの印象は?

倉島:槇田代理は、社内で1番緑地点検業務の経歴が長く、過去にあったことも何でも知っている、まさに「生き字引」です。また個人的に本当にすごいなぁといつも思っているのが、信念の強さ。正直、高速道路にとって緑地はメインではないので、「これくらいでいい」というような感覚が生まれてしまいそうにもなるのですが、槇田代理は本当にアツいんです!緑地に対する想いが!

槇田:サービス業だと思うんですよね、私たちの仕事は。安全・安心はもちろんのことですが、高速道路を走ることで得られる気持ちよさや、休憩施設での心地よさを作り出せるのは、私たちが管理している「緑地」なんじゃないかなと。だから大切に考えたい。

倉島:ね?アツいでしょう?(笑)

槇田:でも倉島くんが奥さんに告白した時のアツさには負けるよ。

倉島:えっ…?

槇田:すごい行動力だよ。私は恥ずかしくて絶対できない(笑)。

倉島流 仕事の流儀

見た目だけで判断しない

実際にあった話なのですが、木の形「樹形」や木の勢い「樹勢」を見て「よし!問題ないな!元気でいい木だな!」と思っても、近づいてよく観察すると、根元がスカスカで倒木のリスクが高い木だった…ということがあります。ゾッとすると同時に「見た目だけでは絶対に判断してはいけないこと」を学びました。

体力と忍耐力に自信あり

日々の現場で培われる「体力と忍耐力」には自信があります!現場には蛇や毛虫や蜂などいろんな生き物がいますし、のり面をあちこち移動するため体力も必要です。正直ハードな仕事ですが、特にベンチなどの造園工作物は直接お客様が触れるものなので、事故につながりかねない故障や欠陥などを見つけ、事故を未然に防げた時などは、緊張感と共にやりがいも感じています。

これからこうなりたい!

自分の考えに信念を持ち、緑地・木・害虫等にも詳しく、第三者被害を未然に防げるようになりたいです。そのためには日々勉強!精進します!今は教えていただいてばかりですが、必ずや代理のお役に立てるよう頑張ります!

槇田流 仕事の流儀

単なる調査ではなく点検に役立つ調査を

今、私が担当している 「緑地調査業務」は、調査会社さんに協力していただいています。私が直接動けない時もあるので、なるべく密に担当の方とコミュニケーションをとり「点検に役立てるための調査であること」をしっかりと認識していただき、より効果的で有効な調査になるよう心掛けています。

1つの事象を見て決めつけずあらゆる角度から見て考える

1つの事象を見て「こうだろう」と決めつけるのではなく、さまざまな事象をあらゆる角度から見て考え「こうではないだろうか」と多角的に想定することが重要だと思っています。私たちが扱っているのは、樹木や植物といった物言わぬ生き物なので、推し量るこちらの努力が大切なのかなと。

これからこうなりたい!

緑地に関しては何でも答えられるようになりたい。そのために自分で調べて知識を得ることも大切ですが、自分に無い考え方や視点を得るために、もっともっといろんな人の話を聞きたいと思っています。