- メンバー
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太田 徹
取締役 企画統括部長
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- 聞き手・ナビゲーター
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青山 建斗
調整課 -
鐵重 碧仁
施設管理課
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※社員の所属・記事内容は、記事公開日当時のものです。
この記事は、普段あまり話す機会の無い役員と社員とが、ざっくばらんに会話をしつつ、社員の本音をぶつけ、役員の本音を聞き出す挑戦です。今回は企画統括部の太田部長にインタビュー。座右の銘は「気配り・目配り・心配り」と「義理と人情と愛」と仰る通り、飾らないお人柄の中にも熱いものが感じられるお話でした。
出身は札幌 新潟は6年ぶり2度目
平成23年から26年まで新潟支社の事業統括課長を務めていらっしゃったと伺いました。新潟勤務はそれ以来2度目ですか?ご出身は?
はい、そうです。出身は北海道の札幌なんですが、入社後は秋田・埼玉・千葉・東京など関東周辺で勤務した後、新潟支社へ。その後、秋田・郡山・宮城を経て再び新潟に来ました。住みやすくていいところだよね、新潟。
当社の印象と社員をニックネームで呼ぶその心とは?
昨年4月の就任から1年半経ちますが、当社の印象はいかがですか?
コンパクトで迅速な対応が可能な、いい環境だと思っています。重要な意思決定は本社。執行は4つの道路事務所長の責任において実施されているから、意思疎通・意思決定が速い。エリアも新潟県内に限られているからコンパクト。ただ構造物が多いね。その分設備の種類も多岐にわたってボリュームもあるから、故障対応とか部品管理も大変だな、と思っています。
社員をニックネームで呼ばれているそうですが…
そうそう。ほら、自分が若い頃、上の人から名前で呼ばれると嬉しかったから私もそうしようと思ってやってるんだけど、名前忘れちゃうんだよ(笑)。だから忘れないように、ニックネーム※を付けてる。
(※例えば入社3年目の尾谷くんは、俳優の鈴木亮平に似ていることから「せごどん(西郷どん)」と名付けたそうです。)
- 鐵重
- 太田
防災対応力をつけるコツ
昨年度は関越道の大雪対応があり、当社の「防災対応力」について改めて考える機会となりました。過去のご経験から、「当社に必要なもの」について教えていただけますか?
経験豊富なベテラン社員を「語り部」として認定し、実践的な技術・経験の継承を職務として行ってもらう必要があると思っています。
例えば昨年度の大雪に関連して言うと、雪氷管理業務はかつてエンジ会社が行っていましたが、民営化の折にメンテ会社の業務となったため、今の当社にはこの経験がある人は少ないです。これは伝えてもらわないと、いざという時に対応できる人がいなくなる。大雪はだいたい2〜3年に一度くらいの頻度で起こるからね。しかもNEXCO東日本の社員も同じく2〜3年で異動がある。だからこそずっと新潟にいて、新潟のことを見ていられる当社の社員が、しっかりと対応できることが大切だと思っています。

「新潟のことは任せろ!」と言えるくらいの気概が必要ってことですね。
そうそう。あとはなんでも「想定外」としないこと。「想定外」とした瞬間、そこで思考停止してしまうからね。新潟県外の事象でも他人事と思わず、わが身・わが地域に置き換えて活かす。確率が低くても「必ず起こり得ること」としてとらえることが必要です。
会社の人たちを幸せにしたい
企画統括部の業務について、お教えいただいてもいいですか
一言で言うと「社内のことを一手に管理している部署」ですね。社員教育を含む人事・調達・契約・税務・給与・中期経営計画の作成や社内規定の管理・改定もやるね。私個人としては「会社の人たちを幸せにしたい」という思いで動く部署だと思っています。必ずしなければならない仕事ではないかもしれない。期限もない。だからこそこういう思いが無いと動けないよね。もちろん社長の想いもあって、「社員と社長との意見交換会」なんかは、徐々にいい感じで動いている「会社の人たちを幸せにできること」の1つなんじゃないかな。
あの「意見交換会」は、私たちも感激しています。ただ意見を聞いてくれるだけじゃなくて、ちゃんとリスト化されて、それぞれの意見に対する解決策が示されることに驚きました。
「聞いていない」は上司の逃げ言葉
最後に、太田部長の仕事に対するポリシーを教えていただけますか?
難しいねぇ…。俺ちゃらんぽらんだからなぁ(笑)。でも、そうだね、自分のことばかりアピールして、若い人の面倒を見ない人…にはなりたくないと思ってる。よくあるでしょう?上司に何か伝えたら「聞いていない」と一蹴されること。あれは上司の逃げ言葉だと思ってるんだよね。聞いてようが聞いてなかろうが、その場で判断すればいいだけ。あれだな…結局は「自分が若い頃にされて嫌だったことはしない」ってことだな(笑)。
カッコイイです!








