新潟における高速道路の役割
総延長約440km。
高速道路は新潟県における
重要インフラ。

広大な県土と多様な地形を持つ新潟県において、高速道路網は人々の暮らしを支える極めて重要なインフラとなっています。
豪雪地帯としても知られる新潟県では、冬季には積雪や凍結など過酷な条件が高速道路の運用に影響します。また、長い海岸線からの飛来塩分や地震・水害など、厳しい自然環境への対応が求められるエリアでもあります。
私たちは、この特性に適応した技術と体制で、新潟県の高速道路の安全・安心を守っています。

インフラとしての高速道路
高速道路は、交通の重要インフラとして、主に「物流」「移動」「救急」「災害対応」の役割を担っています。この4つの役割は、高速道路が単なる“道”ではなく、社会全体の安心と活力を支える重要インフラであることを示しています。
物流の大動脈
高速道路は、国内貨物輸送の約50%を担う重要な物流インフラ。通行止めが発生すれば、生活必需品の供給に支障をきたし、日常生活に直結する影響が生じる。
移動時間の短縮と地域連携
高速道路の整備により、目的地への移動時間が大幅に短縮。24時間利用可能なため、ビジネスや観光、帰省など多様なニーズに応え、人と地域のつながりを強化する。
救急搬送の迅速化
高速道路には救急車専用の退出路が設置されており、救急搬送時の時間短縮に寄与。特に大規模な医療機関が少ない地域では、命を救うための重要な経路となる。
災害時の緊急輸送路
地震や豪雨などの災害発生時、高速道路は緊急輸送道路として指定され、救援物資や人員の迅速な移動を支える。被災地へのアクセス確保と復旧活動の円滑化に不可欠な存在。
NEXCO東日本グループの連携
高速道路の維持管理業務は大きく分けて以下の4つに分類され、NEXCO東日本のグループ会社が役割を分担しています。この中で、私たちネクスコ・エンジニアリング新潟が担っているのが、「保全点検」です。

ネクスコ・エンジニアリング新潟の事業
私たちが担う「保全点検」の仕事は、高速道路の健康を支える、いわば高速道路の「ホームドクター」です。新潟県内440kmの高速道路の点検・調査・補修を中心に対応し、安心・安全な道路環境を守ります。

